プログラム言語PHP、欠陥で世界に混乱

プログラミング言語「PHP」にシステム上の欠陥が見つかり、世界の政府機関や企業にホームページの閲覧停止や事業サービスの停止などをもたらした。調査機関によると、「PHP」は世界のウェブサイトの7割近くで使用され、「PHP」を開発した団体が「重大な脆弱性が2件見つかった」と発表するとともに、「パッチ」という修正プログラムを公開した。これに呼応するように、日本政府は「事業者に速やかな修正プログラムの適用」を呼び掛けているが、修正業務が追いつかない状況にある。

原油高騰で2.8兆円の貿易赤字に

財務省が発表した2026年度上半期(4~9月)の貿易統計で輸出から輸入額を差し引いた貿易収支は2兆8184億円の赤字となったことが分かった。赤字幅は前年同時期比98.2%に拡大し、半期ベースでは11期連続での赤字となった。背景には、中東情勢の混乱状態から原油価格が高騰したことに加え、外国為替市場での円安傾向が続いたことが挙げられている。また、同省から発表された9月の貿易収支は5365億円の赤字で、5カ月連続の赤字となった。

1~9月訪日外国人客、前年比2.9%減

政府観光局は2026年1~9月に日本を訪れた外国人客数は過去最高となった前年同期比2.9%減の3073万人だったと発表した。一方、同期に買い物や宿泊に消費した額は前年同期比1.9%増の7兆574億円となり、過去最高を記録し、過去最高となった。国地域別の客数は韓国が約826万人で最多で、台湾(約600万人)が続いた。中国は中国政府が渡航自粛を呼び掛けたこともあり、約334万人にとどまった。なお、来日客の1人当たりの支出額は23万3677円だった。

大卒3年以内「離職」、2年連続減の31%

厚生労働省は2023年3月に大学を卒業して就職後3年以内に仕事を辞めた割合が31.2%だったと発表した。前年比2.6ポイント減で、2年連続の減少した背景について、同省は「人手不足を背景に、企業側が賃上げや働き方の改善を進めていることが一因だ」としている。離職率を産業別にみると、最も高かったのは宿泊・飲食サービス業の49.9%で、生活関連サービス・娯楽業の49.8%、教育・学習支援業の42.3%だった。また、高卒者の3年内離職率は1.0ポイント減の36.9%だった。

世界のサンゴ礁、9割以上が絶命危機

国際自然保護連合(IUCN)は世界のサンゴ礁生息域の少なくても91%が絶滅の危機にあると発表した。サンゴ礁生息域は世界で120カ所以上があるが、現在のまま地球温暖化が進むことで全てのサンゴ礁生息域が崩壊する可能性があると指摘している。IUCNは温暖化による熱ストレスがサンゴ礁にとっての最大の脅威となるため、海水温上昇や海洋熱波でサンゴの白化現象を招き、広範囲で死滅に至ると指摘している。

8~9月記録的大雨、地球温暖化の影響

気象庁研究所は今年8~9月に千葉県をはじめ各地で相次いだ記録的大雨について、地球温暖化の影響によって、降水量が2割程度増えた可能性があるとした研究成果を公表した。研究所は大雨などの「レベル5特別警報」が発令された8月中旬の千葉豪雨など6事例に関し、温暖化が降水量にどのように影響したかをスーパーコンピュータで分析した。結果、各地域は温暖化した状況で各地域の気温は1.3~1.6度上昇し、大気中の水蒸気量は9.5から11.4増加し、降水量は15.7~22.9%増えた。

2025年小中高生の自殺、過去最多に

厚労省が公表した「自殺対策白書」によると、2025年の自殺者は1万9188人となり、統計開始の1978年以降で過去最少となった。白書では「経済情勢や雇用情勢の改善を背景に、生活苦や負債を動機とする自殺が減っている」としている。一方、学生は減少傾向に至らず、昨年の自殺者数は1082人で、なかでも小中高生は過去最多の538人だった。同省では、「周囲が自殺の兆候を把握しにくい若年層などを地域や相談窓口などにつなぎ、柔軟な支援を継続する仕組みが求められる」としている。

「本を読むのが好き」、小中学生の約7割

博報「本を読むのが好き」、小中学生の約7割堂教育財団こども研究所の調査によると、小学4~中学3年の69.3%が「本を読むのが好きだ」と答えていることが分かった。普段読む本の種類は、物語や小説が多く挙げられた。一方、1週間の読書時間は7割超が1時間未満で、同研究所は「動画やゲームなど多様な娯楽との時間配分が背景にあるのでは」とみている。また、家庭の環境との因果関係も調べたところ、保護者の読書時間が週1時間以上の場合、本が好きな子が9割以上を超えていた。