今週の「税務・企業会計動向」令和5年9月22日分
1. 今週の税務:続報 組合から交付を受けた場合のETCクレカのインボイス対応公表
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前号では高速道路利用時におけるETC料金のインボイス対応について、国税庁の柔軟な
対応方針をお伝えした(No.3769)。これを受けて、ウェブサイト「ETC利用照会
サービス」では9月15日、ETCクレジットカードを交付する組合とその組合員の
インボイス対応として国税庁作成資料が公表された。組合が組合員に同クレカを交付し、
高速道路代金の精算を行うケースがある。ETC料金の仕入税額控除の適用に当たり、
組合とその組合員の対応が判明したことで、同クレカでETC料金を支払う高速道路利用時
のインボイス対応に関する疑問点は、概ね解消したと言えそうだ。
(税務通信No.3770 2023.9.25 2頁に詳細、49頁に資料掲載)
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2. 今週の会計:非上場新株予約権は「時価評価」の対象
非上場会社が発行する新株予約権の取扱いに誤解が生じやすいとの指摘がある。転換前後
の取扱いの違いのためで、転換後の非上場株式は「取得原価」で評価するが、転換前の
新株予約権は「時価評価」する。実際、上場会社の有価証券報告書を確認したところ、
非上場会社の新株予約権を市場価格のない株式等に含めて時価評価していないと見られる
事例があった。
(経営財務No.3622 2023.9.25 2頁に詳細掲載)
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