東法連ニュース

第2018年(平成30年)12月号 第394号

【税を考える週間】キッザニア東京で税務署の仕事を体験
~子供たちが現実さながらの税務調査~

 東法連では11月12日~18日、「税を考える週間」(11月11日~17日)に合わせ、職業体験テーマパーク「キッザニア東京」(江東区)へ「TAX WEEK」と称し、「税務署」ブースを設置した。期間中、約850名の子供たちが税務調査の仕事を体験したほか、約280名が税務広報官の仕事を体験、約450名が税金かるた大会に、約2,400名が、新聞社など「TAX WEEK」に関連したブースに参加した。

 また、期間中には「税に関するクイズラリー」を行い、約3,400名が参加した。参加者には四谷法人会提供のオリジナル下敷きがプレゼントされた。

◆子供たちが来場者を前に税の歴史や各国の税金事情等発表

 「税務署」のブースに参加した子供たちは、法人会のロゴ入りジャンパーを着て、税務職員としての心構えとともに、税金の種類や仕組みについてセミナーを受講した。

 その後、施設内の土産物店や惣菜店などに行って税務調査を行った。調査では、現実さながら税務職員の証明書を提示し、店から帳簿を提出してもらい、記載されている売り上げや消費税額に間違いがないか電卓を使って確認した。参加した子供たちには、法人会マークの入った電卓がプレゼントされた。

 税務広報官の仕事は、場内の特設スペースで、子供たちが来場者を前に、税の歴史や各国の税金事情などについて発表した。発表を聴いてもらった方々と来場者に、税の使い道について考えてもらう目的でアンケートを実施した。また、東法連が作成した「法人会税金かるた」によるかるた大会が行われ、多くの子供たちが楽しんだ。参加者には同かるたがプレゼントされた。

 税務調査の様子はNHK、日本テレビ、テレビ朝日、フジテレビのニュース番組、朝日、毎日、日本経済新聞など多くのマスコミで取り上げられた。

税務調査前にセミナーを
受講する子供たちと取材陣

税務広報官となって説明する子供たち

◆東京国税局長・東京都知事が「TAX WEEK」を視察

 14日には小池百合子東京都知事が、16日には藤城眞東京国税局長が「TAX WEEK」を視察した。藤城局長は、子供たち(税務広報官)のアンケートににこやかに答えていた。

アンケートに答える
藤城眞東京国税局長

税務調査を見守る
小池百合子知事

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