東法連ニュース

第2022年 (令和4年) 12月号 第430号

〈税を考える週間〉子供たちが税務署の仕事を体験
オンラインクイズ大会/おうちで税金研究など実施─ キッザニア東京で租税教育

 東法連では「税を考える週間」(11月11日~17日)に合わせ、職業体験型テーマパーク「キッザニア東京」(江東区)において、「TAXWEEK2022」と称し、「税務署」ブースを設置した。

 期間中、770名の子供たちが税務調査、411名が税務広報官の仕事を体験、約5,000名がラジオ局など「TAXWEEK」に関連したブースに参加した。また、同時に行った「税に関するクイズラリー」には、約3,500名が参加した。ラリー参加者には法人会オリジナルシャープペンがプレゼントされた。

「税務署」ブースで税の基礎知識を身に着け土産物店等で税務調査体験

 「税務署」のブースに参加した子供たちは、税が社会でどのような役割を担っているかなどの基礎知識を身に着け、施設内の店舗に出向き、税務調査を行った。店から帳簿を提出してもらい、記載されている売り上げや消費税額に間違いがないか確認した。参加した子供たちには、法人会マークの入った電卓がプレゼントされた。税務調査の様子はNHK、日本テレビ、テレビ朝日、TBSのニュース番組、読売、毎日新聞など多くのマスコミで取り上げられた。

 税務広報官の仕事は、場内の特設スペースで、子供たちが大勢の来場者を前に、税金セミナーを行った。その内容は施設内限りのSNSでも発信し、参加した子供たちには、法人会オリジナル「カンバッチ」をプレゼントした。また、セミナー聴講者には税の使い道についてのアンケートを実施した。

 なお、11月14日には重藤哲郎東京国税局長が視察に訪れた。

オンライン税金クイズ大会
おうちで税金研究レポート実施

 また、11月15日、17日の両日、オンラインのクイズ大会を開催し、80名が参加した。クイズ大会にはキッザニア東京来場者以外も参加可能で、自宅にいながら家族で税について考えてもらうきっかけ作りに役立ててもらった。解説者として酒井透東法連青連協会長(青梅法人会理事)らが参加した。

 更に本年度は、「おうちで税金研究レポート」を実施。税金について自分で調べたり、家族に相談したりしてレポートを作成し、キッザニア東京に提出してもらう。クイズ参加者及びレポート提出者には「法人会税金かるた」がプレゼントされた。

報道陣の中で消費税軽減税率の説明を聴く子供たち

ハンバーガー店で帳簿を確認する子供たち

土産物店で税務調査を見守る重藤哲郎東京国税局長(右手前)

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