東法連ニュース

第2021年(令和3年)12月号 第422号

【税を考える週間】子供たちが税務署の仕事を体験するなど8017名が参加  キッザニア東京で「TAX WEEK」を開催

 東法連では、今年も「税を考える週間」(11月11日~17日)に合わせ、職業体験型テーマパーク「キッザニア東京」(江東区)に「TAX WEEK2021」と称し、「税務署」ブースを設置した。

 期間中、705名の子供たちが税務調査、383名が税務広報官の仕事を体験、「税に関するクイズラリー」には、3049名が参加した。ラリー参加者には四谷法人会提供のオリジナル下敷きがプレゼントされた。

 期間中オンライン税金クイズ大会や会場でのアンケート回答者を含め、合計8017名が「TAX WEEK」に参加した。

消費税軽減税率の説明を聴く子供たち

法人会のロゴ入りジャンパー着て施設内の土産物店で税務調査体験

 「税務署」ブースに参加した子供たちは、法人会のロゴ入りジャンパーを着て、税の社会での役割などの基礎知識を身につけた後、税の種類や納税方法、消費税の軽減税率、税の使い道についてセミナーを受講した。

 その後、施設内の土産物店に行って税務調査を行った。調査では、現実さながら税務職員の証明書を提示し、店から帳簿を提出してもらい、記載されている売り上げや消費税額に間違いがないか確認した。参加した子供たちには、法人会マークの入った電卓がプレゼントされた。税務調査の様子はNHK、テレビ朝日、TBS、フジテレビのニュース番組、読売、産経新聞など多くのマスコミで取り上げられた。

 税務広報官の仕事は、場内の特設スペースで、子供たちが大勢の来場者を前に、納税方法や各国の税金事情などについて発表した。発表を聴いてもらった方々には、税の使い道について考えてもらう目的でアンケートを実施した。なお、11月12日には市川健太東京国税局長が視察に訪れた。

土産店で税務調査を行う子供たち

オンライン税金クイズ大会3〜15歳児や家族が参加

 また、コロナ禍であることも考慮し、昨年同様、税金かるた大会に代えて、11月15日、16日の両日、オンラインのクイズ大会を開催し、70名が参加した。

 参加対象は3~15歳の子供を中心とし、家族も一緒に参加することもでき、自宅にいながら家族で税について考えてもらうきっかけ作りに役立ててもらった。解説者として酒井透東法連青連協会長と大貫高輝同副会長が参加した。参加者には「法人会税金かるた」をプレゼントした。

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