東法連ニュース

第2021年(令和3年)1月号 第416号

コロナ禍での各会事業をHPに掲載 東法連がアンケートを行い情報提供

 各単位会では新型コロナウイルス感染症の影響で、会議、研修会、各種イベントなどの事業に様々な支障をきたしている。このような状況下、各会は工夫を凝らして研修会等を開催したり、会員向けや社会貢献としての感染症対策事業等を行っている。

 東法連ではアンケートを行い、コロナ禍の中で実施している各会の事業を取りまとめた。その内容を東法連HPに掲載することで、事業運営に苦慮している会への情報提供を行った。

資金繰や助成金のセミナーを開催
医療従事者等にマスクなどを提供

 コロナ対策の新規事業としては、複数の会で資金繰り対策や助成金活用のセミナーを実施している。雪谷法人会では、雇用調整助成金、持続化給付金について社労士による説明会を個別面談方式で開催した。

 また、多くの会が、医師会や病院など医療従事者、学校、福祉施設などにマスク、フェースシールド、消毒液、体温計の提供、募金などの支援を行っている。

 麹町法人会では、会員企業と管内の大学とのコラボによる企業説明会を行った。少子化で採用に苦慮する会員企業とコロナ禍で就職活動に苦戦する大学をマッチングさせた。

多くの会で会議や研修会にWEB方式を採用

 従来事業についても、様々な工夫を凝らしている。研修会や会議を法人会館から公共施設に変更するなど、従来より広い会場で人数を制限し、ソーシャルディスタンスを確保して開催している。

 また、多くの会でWEB方式を採用しており、現地開催との併用やライブ配信などを行っている。会によっては、理事会のWEB会議や書面決議を可能にするため、規定を改定したところもある。

 豊島法人会では、池上彰氏の講演会を会場開催からライブ配信に変更し、多くの会員及び一般の方々が受講できるようにした(先着1500名)。

 八王子法人会では、税を考える週間での広報を、従来のイベント型からラジオ番組の活動に変更した。Tokyo Star Radio の番組「愛LOVE八王子」に同会の会長を始めとする役員が出席し、司会とのトークを通して、税や法人会についてPRを行った。放送は11月中に本放送5回、再放送5回実施した。

 詳細は東法連HP「都内法人会コロナ禍における活動事例」を参照。

コロナ禍での活動事例を掲載している東法連HP

令和3年賀詞交歓会は3会が開催 32会が開催しない予定

 東法連においては、令和3年の新年賀詞交歓会は中止とした。12月初めの時点でわかっている各会の予定は、48会中、開催が3会、開催しないが32会、その他、講演会のみが6会、表彰のみが1会、講演会と表彰のみが2会、4会が未定となっている。

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