東法連ニュース

第2019年(令和元年)12月号 第406号

【税を考える週間】子供たちが税務署の仕事を体験
キッザニア東京で租税教育

セミナーを受講する子供たち

 東法連では「税を考える週間」(11月11日~17日)に合わせ、職業体験テーマパーク「キッザニア東京」(江東区)において、「TAX WEEK2019」と称し、「税務署」ブースを設置した。期間中、約850名の子供たちが税務調査の仕事を体験したほか、約280名が税務広報官の仕事を体験、約480人が法人会税金かるたに、約2,100人が、新聞社など「TAX WEEK」に関連したブースに参加した。

 また、期間中には「税に関するクイズラリー」を行い、約3,700名が参加した。ラリー参加者には四谷法人会提供のオリジナル下敷きがプレゼントされた。

消費税率の変更や軽減税率も学び現実さながらの税務調査を体験

 「税務署」のブースに参加した子供たちは、法人会のロゴ入りジャンパーを着て、税金の種類や役割、10月からの消費税率の変更、軽減税率についてセミナーを受講した。

 その後、税務職員として施設内の土産物店や惣菜店などに行って税務調査を行った。調査では、現実さながら税務職員の証明書を提示し、店から帳簿を提出してもらい、記載されている売り上げや消費税額に間違いがないか確認した。参加した子供たちには、法人会マークの入った電卓がプレゼントされた。

 税務広報官の仕事は、場内の特設スペースで、子供たちが大勢の来場者を前に、納税方法や各国の税金事情などについて発表した。発表を聴いてもらった方々には、税の使い道について考えてもらう目的でアンケートを実施した。また、東法連が作成した「法人会税金かるた」によるかるた大会が行われ、多くの子供たちが楽しんだ。参加者には同かるたがプレゼントされた。

 税務調査の様子はNHK、日本テレビ、テレビ朝日、TBS、フジテレビのニュース番組、読売、朝日、毎日、産経新聞など多くのマスコミで取り上げられた。

 なお、11月11日には美並義人東京国税局長も視察に訪れた。

税務広報官となって説明する子供たち

税務調査を見守る美並義人東京国税局長(右)

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