東法連ニュース

第2016年(平成28年)12月号 第370号

第33回法人会全国大会(長崎大会)
経済再生には中小企業の成長が不可欠
税制改正提言の実現を

 第33回法人会全国大会(長崎大会)が、10月20日、長崎ブリックホールで開催された。当日は全国から約1900名、うち東京からは約200名の会員が参加した。

 「大会式典」では、池田弘一全法連会長(東法連会長)による主催者あいさつ、迫田英典国税庁長官らによる来賓あいさつがあった。

あいさつする池田弘一会長

あいさつする迫田英典国税庁長官


 表彰式では、会員増強表彰において武蔵府中法人会と向島法人会が、増加対前年比5社以上( 12社)で優秀賞、向島法人会はさらに、純増を長期間(3年間)維持している単位会として表彰された。その他、東法連からは、研修参加率表彰で、優秀賞(税法税務研修参加率120%以上)に8会、福利厚生制度推進表彰では、顕著な成績を挙げた単位会(対前年103%以上)を16会が受彰した。また、東法連が、顕著な成績を挙げた県連(大同生命取扱い分対前年比100%以上)および、好成績を長期間維持している県連(対前年100%以上を3年間継続して維持)として表彰された。

大会式典全景

 続いて、柳田道康全法連副会長・税制委員長(東法連副会長・渋谷法人会会長)による「平成29年度税制改に関する提言」の趣旨説明などが行われた。締めくくりとして、大会宣言が朗読され、「真の経済再生のためには、地域経済と雇用を担う中小企業の力強い成長を促す税制の確立が不可欠である。われわれ法人会は、『中小企業の活性化に資する税制』、『本格的な事業承継税制の創設』等を中心とする『平成29年度税制改正に関する提言』の実現を強く求めるものである。」と宣言した。


講演するブライアン・バークガフニ氏

 また、式典に先立ち、長崎総合科学大学教授でグラバー園名誉園長を務めるブライアン・バークガフニ氏を講師に迎え、「地方が生き残るために」~長崎 その歴史 その魅力 その未来~をテーマに講演が行われた。
 来年の法人会全国大会は、10月5日、福井市で開催される。

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