東法連ニュース

第2015年(平成27年)5月号 第351号

株式会社松下産業が優良賞を受賞 
東京都「がん患者の治療と仕事の両立への優良な取組を行う企業表彰」で

 東京都では、「東京都がん対策推進計画」に基づき、がんの治療と仕事の両立支援に関する施策を行っている。その施策の一環として、平成26年度より、優良な取組を行う企業への表彰を実施した。初年度となる今回、3月20日にイイノホール(千代田区内幸町)で行われた表彰式で、当会広報委員の松下和正氏が経営する株式会社松下産業(本郷法人会・建設業・従業員232人)が中小企業部門で「優良賞」に輝いた。

表彰状を受領する松下和正氏

 同社では、30年以上前から、人事考課面談とは別に、役員等が全従業員に対して年2回の面談を行い、仕事だけではなく、家庭、健康状態も含めて、従業員が直面している問題や悩みについてヒアリングを行っている。また、がんをはじめとした病気を抱える従業員が出てきたことにより、業績は好調であるものの、キャリアのある人材をどのように継続して確保していくのかということは常に会社として抱えている課題であったことから、治療しながらでも働き続
けることができるよう支援に取り組むようになった。
 2人に1人が罹患するといわれている「がん」。医療技術の進歩等を背景に治ることの多い病気になりつつあるが、職場の理解や通院等に対する配慮が十分ではないこともあり、近年、退職に至る従業員が一定数存在することが問題となっている。
 そこで、東京都は、治療と仕事の両立に関する優良な取組を行っている企業を表彰し、その取組を広く周知することとした。この事業により「治療と仕事の両立」の必要性や意義を社会・企業に広く普及・定着させるとともに、実際に傷病を抱える従業員に対する治療と仕事の両立を推進することを目的としている。
 急速に進む少子高齢化に伴い企業の人材確保が難しくなることが予想される中で、職場環境の質的向上を図ることは企業の経営資源の確保につながる。東法連でも東京都との間で職場における健康づくりの推進に関する覚書を締結していることから、この取組みに協力していくこととしている。

 

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