東法連ニュース

第2019年(令和元年)11月号 第405号

中小企業の成長を促す税制の確立が不可欠、
税制改正提言の実現を【第36回法人会全国大会(三重大会)】

あいさつする
小林栄三会長

あいさつする
星野次彦国税庁長官

 第36回法人会全国大会・三重大会が、10月3日、津市産業・スポーツセンターで開催された。当日は全国から約1,700名、うち東京からは約240名の会員が参加した。

 「大会式典」では、小林栄三全法連会長(東法連会長)による主催者あいさつ、星野次彦国税庁長官、鈴木英敬三重県知事らによる来賓あいさつがあった。

西新井法人会が会員増強表彰で 特別最優秀賞増加対前年140社

 表彰状贈呈では、会員増強表彰において、増加対前年60社以上の特別最優秀賞として西新井法人会(140社)が、増加対前年20社以上の最優秀賞として、武蔵府中法人会(46社)、江戸川北法人会(23社)、江東西法人会(23社)、杉並法人会(21社)江戸川南法人会(21社)が表彰された。

 その他、東法連からは、研修参加率向上表彰で、優秀賞(税法税務研修参加率120%以上)に8会、福利厚生制度推進表彰では、顕著な成果を挙げた単位会(累積収入保険料対前年103%以上)を8会が受彰した。また、東法連が、顕著な成果を挙げた県連(AIG損保取扱い分同対前年比110%以上)および、高成績を長期間維持している県連(同対前年100%以上を3年間継続して維持)として表彰された。

 また、飯野光彦全法連副会長・税制委員長(東法連副会長・北沢法人会会長)による「令和2年度税制改正に関する提言」の趣旨説明などが行われた。

 締めくくりとして、大会宣言が朗読され、「中小企業は、地域経済と雇用の担い手である。グローバル経済や厳しい経済変化に対応し、その存在感を維持するとともに、わが国経済の礎として、中小企業の力強い成長を促す税制の確立が不可欠である。われわれ法人会は、『中小企業の活性化に資する税制』、『事業承継税制のさらなる充実』等を中心とする『税制改正に関する提言』の実現を強く求めるものである。」と宣言した。

 なお、式典に先立ち、伊勢神宮広報室広報課長、音羽悟氏を講師に迎え、「皇室と神宮」をテーマに記念講演が行われた。

 来年の法人会全国大会は、10月8日岩手県の盛岡市で開催される。

【大会式典】中央は税制改正提言の主旨説明を行う
飯野光彦全法連副会長・税制委員長

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