東法連ニュース
第2017年(平成29年)12月号 第382号
【第31回法人会全国青年の集い高知大会】
租税教育活動プレゼンテーションで品川法人会青年部会が優秀賞受賞
第31回法人会全国青年の集い・高知大会が、11月9日から10日にかけて高知県民文化ホールなどで開催され、全国から約2,400名の青年部会員(東京からは約250名)が参加した。
10日の大会式典では、小林栄三全法連会長(東法連会長)らによる主催者あいさつ、佐川宣寿国税庁長官、尾崎正直高知県知事らによる来賓あいさつに続いて、租税教育活動プレゼンテーションの結果発表と表彰、大会宣言の朗読、青年部会員増強運動表彰などが行われた。
東法連青連協は、青年部会員増強運動表彰・県連新規加入数基準で、第2位(391名)となった。式典に先立ち、タレントの間寛平氏が、「走ることで伝える大切な事~夢・出会い・絆~」と題し、記念講演を行った。
租税教育活動プレゼンテーションは、9日に全国の代表11会で行われ、全法連青連協委員などによる審査の結果、東法連(東京国税局管内)からエントリーした品川法人会青年部会が、優秀賞を受賞。10日の式典で、中村一朗全法連青連協会長より新井秀治品川法人会青年部会長に盾と副賞が贈られた。
◆実社会を舞台に社会の仕組みを理解し納税体験
品川法人会の取組みは、「Kids Work Tax」と称し、国民の三大義務「教育・勤労・納税」を踏まえ、納税とはどのような行為なのか実社会での体験を基に学んでもらうもの。まず租税教育の映像で税金とは何かを理解してもらい(教育)、次に実際に農産物を収穫し、料理をするなど付加価値を加えて、品川宿場まつりで商品を販売、収益を得ることの大変さを体験した(勤労)。そして、この収益の使い道を子供たちに選択してもらい、品川区役所へ寄附をするという形で(納税)を体験した。実社会を舞台に社会の仕組みを理解した上で納税を体験するという今までに無いユニークな試みであった。